12345 計
皆実 00000 0
矢野 1100 × 2
バッテリー ユウ、ソウタ、タイキ-タイキ、ジョウセイ
勝ち進めば全国大会へと繋がるスポ少大会の広島市予選の一回戦の相手は、矢野ファイターズさんです。
奇しくも翌日行われるTSS杯の準決勝と同カードとなってしまいました。
手の内を隠しつつ勝ちたい試合ですが、残念ながらまだ皆実にはそこまでの実力はありません。
真っ向勝負です。
が、前回の高円宮杯同様に西田監督が不在。
ということはベンチに厄年のコーチが2人…。
今回は同じ轍は踏むまいと小皿に盛った塩を用意し、ベンチで2人の体を清めて試合準備へ。
そんな一部始終を見ていた選手は笑ってくれるわけでもなく、少々冷ややかな目線でこちらを見ています。
これがほんとの塩対応でしょうか⁈
先発はユウ。先頭バッターに四球を与えますが、牽制球で仕留めます。
2アウトから3番バッターの放った大きなライトへの飛球(エラー?ヒット?)で3塁まで進まれると、続く4番バッターにヒットを打たれ先制点を奪われてしまいます。
2回からはソウタがマウンドへ。
ストライク先行で相手打者のタイミングをうまく外して打ち取っていましたが、この回も2アウト3塁からヒットを打たれ追加点を奪われてしまいます。
3回からはタイキにスイッチ。4回にピンチを迎えるもバックの好守にも助けられ、なんとか0点で凌ぎます。
最終回の攻撃、諦めてない選手達は騒音かと思うほどの大きな声を出しチームを鼓舞します。
その声援に応え、ようやく怪我から復帰したリュウセイが粘ってヒットを放ち、チャンスメークをしますが、残念ながら得点には至らず、試合終了となってしまいました。
「相手チームとヒット数は変わりませんでしたが、得点差はついてしまいました。
中軸がチャンスできっちり打てるチームはやっぱり強いです。
気持ちのコントロールは簡単ではないと承知していますが、最終回の攻撃のような集中力が最初から維持できる選手、チームに成長していきましょう。
やはりアジシオでは効果が少々薄目だったと反省しております。」と鎌田コーチ。